#115 富山と葉山
暖かくなり始めた頃に、富山に行きました。
冬の立山連峰は、くっきりと冴えた景色ですが、春になると
少し霞がかかったような、春先らしい柔らかさというか眠たさというか、
この頃の人と同じで、畑の先の山々ものんびりしているような感じ。
家から少し出ると、毎日こんな景色が目の前にあるとは、
確実に生活スタイルが変わるだろうと思います。
その時のことをあれこれと。


暮らしぶりを覗かせてもらった、細川依津圭さんの家のリビング。
繊細な自作のガラスのオーナメントです。


彼女がアシスタントを務める、ガラス作家のピーター•アイビーさんの
工房の中庭。日だまりですっかり脱力して昼寝中なのは、
ここの主のような、猫のシロです。


依津圭さんの台所にて。横に長くて静かで使いやすい。
それでもまだ、工夫の余地があるらしくて、思案中のようです。
考えてみれば、私もちょこちょことずーっと動かし続けているから、
同じようなものなのかも。
富山の食材は、手をかけなくてもいい、というよりも、そのまま火を通す
くらいで十分な鮮度と味わいのよさです。
だから、仕事で行っているのに、けっこう料理をしました。
誌面に載らなかった料理は、また近々。


来日中だったインターンのシャヒー君も、今頃はアメリカに
戻っていることでしょう。
彼のインド料理は素晴らしかったなあ。スパイスの世界は奥深いです。

富山の様子は、最新号のクウネルでどうぞ。
『料理上手の台所』 (No. 68) クウネル (ku:nel) マガジンワールド


さてこちらは、三浦半島の野菜です。大根はもちろんのこと、
かなり洒落た洋野菜も安く手に入ります。


魚屋さんも、ちょっと様子が違います。目の前が港ですから。
種類が多い。そして、ウルメイワシなど小さめの好みの魚も山盛り
にある、素材を調達するのに理想的な場所。住みたくなります。


お店では、夏のメニューに切り替え中で、カポナータを試作したり。
ここにはフォカッチャを添えるよていです。甘酸っぱく煮込んだ野菜は、
冷やしたビールやワインによく合います。
この季節、遅めのお昼か夕方近くに、ゆっくりするには最適の場所です。


こんなものもあります。
アイスクリームのトッピング用に、グラノーラを作りました。
こんがりとよく焼いてあります。ヨーグルトにもいいけれど、
お店で出している、さっぱりしたアイスクリームにも好相性。

メニューをお手伝いしている葉山のお店にぜひどうぞ。
内容は、随時更新して行きますのでご確認を。
SUNSHINE+CLOUD

グラノーラは、材料の組み合わせはほとんどアレンジすることがなく、
一番好きなものは決まっています。シナモンとカルダモンを効かせた、
北欧のシナモンロールのような味。
ドライフルーツは、ブルーベリーとクランベリー。自分的スタンダードです。
ほんの時々、オーツとくるみに刻んだプルーンといった、極めてシンプルな
ものにすることもあります。
油と粉は少ないほうが好きで、必ずこんがりと焼きます。

こちらのレシピはジョルニの最新号で。
毎号、岡尾美代子さんと一緒の連載もあります。

giorni2014年7月号|実業之日本社
 



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