#90 黄色い新入り

7、8月のびん詰めプロジェクト試食会は、バターナッツを主役にしました。最近、とき
どき見かけるバターナッツスクワッシュです。鎌倉の市場は、料理人が仕入れに来るよう
になってから、すっかり洋ものの野菜が増えて、今年はこれと、もう少しかぼちゃに近い
形のコリンキーがたくさん売られています。
うっかり切る前の姿を撮り忘れ、2等分したらこんな具合。
かぼちゃより大分質感がさくっと軽く、皮もとても薄いから扱いやすい。普通の包丁で切
りやすい実質です。「生でもサラダにしておいしく食べられます」というのが売り文句な
のですが、ほんの一瞬でも湯通し程度に茹でた方が、甘さが出て断然おいしい!!と思い
ます。同じようにとうもろこしも、です。
オイルや他の野菜とも絡みやすいし、一瞬湯通しをおすすめしたいところ。
これはけっこう大きかったので、とても使い出がありそう。サラダや、ピクルス(だった
ら生で)、浅漬けも意外にいけるかも。サブジ風にスパイスでソテーしても、すぐに火が
通ります。さくっと天ぷらもきっといけるはず。チーズを振ってオーブンで焼くとか、お
味噌汁の具にもよさそう。ポタージュにするなら、カレー粉の風味が合いそう。

 

さらに切り分けると種が現れ、スプーンで簡単にすくって取り除けます。食べやすく切り
分けて、さっと茹でて水気を切ります。歯ごたえを残すには、やや多めのお湯を沸かして、
泳がせるように数十秒茹でる、というのがよいですよ。数十秒と言っても、煮立ったお湯
にバターナッツを入れて、少し温度が下がり、また沸騰して10秒、切り方によってはほ
んの数秒で上げてしまっても、予熱でちょうど良くなります。

 

別に茹でたじゃがいもと合わせて、塩を加えて混ぜていると、ちょうどよく、少しつぶれて
きます。ポテトサラダのアレンジといったことろです。きゅうりやズッキーニを塩もみして
入れてもいい。もう一種類の奥のお皿は、さっと茹でた甘長とうがらしとトマトを混ぜたも
の。いろいろ混ぜてもいいし、オレンジが勝った色にしておくのもきれいです。
仕上げは、イタリアンフレーバーオイル。もう一種類は、夏の限定メキシカンフレーバーオ
イルをかけました。野菜には塩だけ、仕上げにかけるオイルで、おいしく仕上がるというわ
けです。


試食はピタパンにのせて、レモンを少々(ほんの数滴)搾りました。ゆで卵も混ぜて、サン
ドイッチにするのもおすすめ。濃いめが好き、という方は、マヨネーズを少し入れても。
もし見つけたら、ぜひお試しを。小さめでも、いろいろに使い回せる野菜です。

というわけで、今月の試食会は、9月29日です。バターナッツはそろそろお終いかな。ワ
インに合いそうなものでも考えようかと思っています。

ちょうど前日28日に発売の、「装苑」で、福田里香さんが連載ページでびん詰めプロジェ
クトを取り上げてくださっています。ぜひご覧ください!








copy2016