#87 最近のこと
 


早いもので、もう6月も終わりに近づきました。ということは、鎌倉での活動ウィークで
す。今回も、定番のイタリアンフレーバーオイルと、前回から新しく加わったメキシカンフ
レーバーオイルの2種類の試食、販売をします。ハラペーニョ増量を計画中。何かと天候が
不安定で、そんな時は食欲も不安定になりますから、きりっと辛い風味で食べる気をおこそ
う、というわけです。
驚くことに、この活動も丸1年。一周年です。毎回好評のイタリアンオイルは、本当の意味
で定番となりました。
かけるだけでイタリア料理になる!と試食をして言ってくださったかたがいたり、嬉しい反
応もあるので、これは材料のマイナーチェンジをしながら、ずっと作って行きたいと思って
います。洋風の料理で、家で作りやすいのはイタリアンだから、もっとハードルが低くなれ
ば本当に嬉しい。ちょっと洒落ておいしい料理は、家でこそ作れるはずですから。

日程などはこちらから。


八幡宮の蓮池も、だんだん見頃になってきています。これは去年の7月。


こちらは、前回の試食。ピタパンの上に野菜をのせたカナッペ+オイルで出しました。今回
も野菜を変えて、一口で食べるサラダのようにするつもり。


少し前にパリにちょっとだけ行きました。何度も繰り返し泊まっている、馴染みのあるア
パートメントホテルで、用事を済ませながら、連日原稿を書きながらの滞在でした。
ここは私にとって非常に落ち着く場所なので、せっかくパリにいながら籠っているなんて!
と言われつつ、時々お茶をいれ、お昼ご飯を簡単に作ったりしながら、今回はけっこう長い
時間部屋にいることになり、夕方になって外に出る、といった毎日。夜行性の動物が、暗く
なると巣から出るといった感じでしょうか。とは言え、日が長いので、いつまでも明るいの
ですけど。
主に書いていたのは、9月に発売の新刊のレシピで、もうひとつ、その少しあとに出る予定
の本の構想を練って、文章のパーツのようなものを書きためていました。


籠ってばかりもなんなので、ごく最近見つけたレストランに行ってみたり、


遠くを見るのも目のためにいいから、ということで薔薇が咲き誇っている公園を歩いたり、

友人のおすすめレストランに行って、興味深い郷土料理を食べたり、


街角でこんな人を見つけたり。それでも、仕事はかなりはかどったのですから不思議です。
1日が長いせいか?それとも、料理中のしみがついたノートの乱雑なメモを解読しながら、山
ほどのレシピを書くのが大好きなのか?






レシピの中には、麹漬けの素や甘酒もあります。塩麹が大人気のようですが、私にとっては
「麹漬けの素」。お漬け物や和え物メインに使うので。何でも麹で、というのはあまり好み
ではないのです。塩を加えて熟成させるのが通常の作り方だから、「塩」の文字は不要だと
いうことで、塩麹とは呼んでいません。しかし、私のようにアナログで適当な作り方でも、
ちゃんと様子を見れば答えてくれるのですから、麹にはまったという人が続出するのもよく
理解できます。これは、福井の自然農法のお米。色が濃くて、2日目で不思議なことにコー
ヒーのような香ばしい香りになっていました。いろいろ試すと、お米の種類が出来上がりの
個性において、かなりの決め手になる、という気がします。
それにしても、コーヒーですよ。面白すぎます。


これは、新刊のメニューのひとつのグラタン。きっちり焼きを入れます。材料は単純です。
作ってみたら、レシピなんて要らないじゃない、と思うはず。本来、レシピの分量は目安で
すからね。それにしても、こんなに適当でできるのか....と思われそうな内容です。実は、そ
うなるのが理想でもあるのですが。


さて、このかなり大ざっぱなフルーツタルト(焼く前)は何かというと、大好きな料理本を
紹介する企画があり、そこで作ったものです。以前から尊敬しているのは、イギリスの料理
家なのですが、久々にこういったものを作ると、もうお菓子の型は使わなくなってしまいそ
う。詳細は、来月10日に発売のカーサブルータスで。






















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